アモイ行きの飛行機
出発前のPCR検査を実施して、チェックイン時の色々な情報入力も完了して、いざ搭乗です。
いつもの様に、免税店で買い物をして、飛行機に乗ります。
成田空港の免税店がちゃんと開いていてくれたので、助かりました。
他の飛行機は飛ぶ様子が無いのですが、思ったよりも多くの人が、買い物をしています。
何しろ、このフライトには、とても多くの人が乗り込む様です。
こんなに、乗れるのかと心配する程でしたが、乗ってみて、その理由が分かりました。
とっても大きな飛行機だったのです。
ボーイング787-8型!
とっても新しい飛行機です。
以前、話だけは聞いたことだけはあったのですが、座席もゆったりで、とても快適!
快適は良いのですが、座席は満員なんです。
中央の席が空くような座席アレンジを期待していたのですが、ビチビチの満員と言う感じ!
仕方ないですかね~!
アモイ到着
色々あったけど、ついにアモイに、ほぼ予定通り到着です。
なつかしいな~...なんて思いながら外を見てみます。
普通なら、これで旅程が終わるところですが、「これからが始まりなんだ~」と再認識です。
シャトル車(普通の車でした)に乗って、ホテルに向かいます。
ホテルに着くと、いきなりアルコールの噴煙を身体中に振りかけられました。
いきなりだったので、アルコールが目に入ってしまい、痛みがしばらく取れませんでした。
(もし中国へ行くのなら、皆さんも注意して下さい!)
ホテルでの検査
ホテルでアルコールの洗礼を受けてから、PCR検査が行われました。
日本でやったPCR検査は、唾液で検査しましたが、ホテルでは鼻から採取される検査です。
そして、さらに血液を採られました。
血液検査をされるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり!
何と、これらの検査は、この後も延々と続くのです。
- 体温検温(毎日2回)
- 鼻からのPCR検査(初日・1週間後・2週間後の3回)
- 血液検査(初日・2週間後の2回)
全く病人扱いで、日本がGOTOトラベルで、無症状感染者が大量に歩き回っている状況と比べると、あまりに大きな違いがあると感じます。
検査代は自分で支払うと聞いていましたが、今のところ、お金は請求されていないので、政府持ちかと思います。
ホテルの部屋
やっと検査が終わって、部屋に入ります。
部屋に入れたのは、日付が変わって、AM2時になっていました。
これから、2週間は出られない部屋です。
安いホテルでしたが、中国のホテルは、日本のホテルに比べて、広いので、まあまあです。
ホテル代は、270元/泊 食事代が1食あたり30元で、前払いです。
ホテルの廊下は、こんな感じ!
イスとバケツが置いてあります。
イスは、食事が配膳される場所で、バケツはゴミ出しに使うものです。
ご飯の配給は、置いたらすぐに逃げていくって言う感じで、やっぱり、自分は感染者??って感じになってしまいます!
ホテルのベッドは、日本のキングサイズ超えの大きなサイズです。
これは、イイですよね!
中国のホテルに泊まった人は分かると思いますが、日本のダブルベッドは、ホントに狭いって感じます。
テレビは、普通ですね~!
2週間のストレス発散の、メインとなりますよね。
テーブルとイスの置いてあるスペースがあるので、ここでご飯を食べたり、くつろいだりすることができます。
このホテルは、ラッキーなことに、窓が20cmほど開きます。
2週間も、窓が開かないところにいたら、発狂するかも知れないです。
窓の外は、こんな感じ~!
中国のご飯は、意外とおいしいです。
毎日、違うメニューが届けられるので、禁錮2週間の身にとっては、唯一の楽しみって言う感じです。
このホテルでの2週間は、一生忘れられない経験となりました。
ホテル禁錮からの解放
10月20日のフライトだったので、2週間後の釈放日は11月2日のハズです。
でも、釈放されるのは、11月3日との事。
ホテルに入ったのは、日付を越えて10月21日だったというのが理由の様です。
これで、やっと終われる。
...と思いますか??
違うんです。
これから、自宅での軟禁生活が1週間必要なんです。
今は、携帯GPSや、顔承認カメラがそこら中にありますから、自宅から外へは出られません。
ホント、死にそうな旅なんです!
ホテルの部屋を出た時の出来事
ついに11月3日が来ました。
朝、出発できるとのこと。
政府のシャトル車(普通の車)で、自宅まで送ってくれました。
2週間の長きに亘って、お世話になった部屋ともやっとサヨナラです。
と思った瞬間!
真っ白い服を着た消毒する人がやって来て、部屋の中を消毒し始めました。
当たり前ですが、ず~っと陰性の私がいた部屋を、丹念に消毒です。
バイキン扱いは、徹底している印象です!
と言う事で、自宅へ帰ることが出来ました!!
「おめでとうございま~す!!」